
2012年06月12日
壮大なる南米紀行(リオ・カジュゴスーエル・カラファテ)
4月2日(月曜日)
朝食はちょっとリッチなバイキング。
スコーンやパン、ケーキ類も豊富。フードウォーマーが有り、ベーコン、ソーセージも温かい。
8時過ぎにはバスターミナルへ。
此の地は南米各地への拠点となっていて、北はブエノスアイレス、チリのサンティアゴに向けてのルートがあります。一体何時間かかるのやら。
私たちは地図で言うと2センチぐらいの距離を6時間かけてエル・カラファテに向かうのですがね。
何やらスペイン語でアナウンスがある度に、待合室の人数がドドっと減っていきます。
ここまで来ると、案内カウンターでも英語はまるっきり通じない、私が「エル・カラファテ行きは何番から出発するの」と一生懸命に聞いているのを、隣で立っていた男性が見かねて通訳してくれました。何のことはない、バスは適当に空いたスペースに止まるので、バス会社と行き先を確認してね、という事らしい。
どーでもいい事に神経を使いますね、やはり・・・
。
さて、ほぼ定刻に出発したバス、昨日と同じ広大なパタゴニアの景色が延々と続き、遠くの方には雪を冠したアンデスの山々、空が広い。
次第に丘陵地が増えてきて長かったバス旅行も、お休み処に到着で―す。
エル・カラファテはアンデスの麓にある小さな町。山肌にポツポツと可愛い家が点在していて、湖を望む何とも牧歌的な町ではあります。
此処は殆どがグレイシャー国立公園に行く観光客の宿泊地になっていて、通りには土産物屋が軒を並べ、私の乏しい経験からですが、カナダの“バンフ”を思い起こしましたね。
規模は大分小さくて、何より日本人がいない!という違いはありますが。彼の地は10メートル歩けば日本人に当たる、というほど密度が濃かった。
もっとも20年位前の話ではあります、はい。
←エル・カラファテのバスターミナル
さて、ネットで予約をしておいたホステルに向かいます。
”Amancay Hostal”はアットホームな、感じの良いB&B。
オーナーのシンシアは赤ら顔のいかにも人の良い田舎のオバサンという感じ。満面の笑みで迎えてくれて、「何でも聞いてちょうだい」
ネットでのクチコミ情報は正しかった・・・
夕方までの時間は歩いて5分の“ニメス湖”の散策。
フラミンゴ始め野鳥の宝庫で、渡り鳥がこの湖を経由して冬には北の方に移動するらしい。丁度今は秋、そろそろ旅立ちの準備なのかなー。
1周しても1時間程度の距離で、夕方のぶらっと散歩には丁度良いと思ったのですが、それも最初の数分間。さすがのパタゴニア、風の強さが半端じゃない!時間の経過と共に強くなる風、それに気温もぐんぐん下がってきて、風景を楽しむ余裕の無くなってきた私達、突風と戦いながら、ひとまず宿に避難する事に。


夕食の場所には事欠かないようですね、洒落た観光客相手のレストランが軒を連ねる通り。
ただ、フツーのレストランでは飽き足らない私達のリクエストに、シンシアは答えてくれました。
「安くて美味しい
」お店。
シンシアが週に1度は行くというシチューの専門店は街の外れの方にあり、7時半オープンらしい。
それまでの数十分、近くのスーパーで時間を潰す事に。
日本でチェックしてきた“トラビチェ”という人気ワインを店員に聞くといくつか出してきてくれた。最高級品は見なかった事にして、お手頃ワインをゲット。
この土地の野菜などの農作物は全て、ブエノスアイレス近郊から運んで来ているということで、並んでいる野菜、「こんなのが売り物になるのぉ」という鮮度。ブロッコリーなどは黄色く変色し、新鮮さのかけらもない。食べられそうなのはイモ類ぐらいかなー。
その土地のスーパーマーケットには色んな生活情報がありますね。食生活しかり、地元の暮らしの一環が見えてくる。「主婦の検証」というところ。
首を長くしてオープンを待ったレストラン、期待を裏切らず、味、ボリューム全てにおいて合格点でしょう。ただ、料理が運ばれてくるまでの時間の長かったこと・・・延々と1時間近くは待ったような気がする。空腹の極み、そりゃあ何でも美味しいわね。
←かぼちゃ半分まるごと焼き上げたビーフシチュー、半分食べ終わった後でスミマセン。
大満足で帰途についたのですが、その道すがら会計さん曰く、あんまり景気よく使ったのでアルゼンチン・ペソが足りないと言う。財布にはあと数ペソしか無いらしい。
実はウシュアイアで試みたけど、ATMでキャッシング出来なくてそのままだったのですー。
共通財布を会計さんに任せっきり、その中身までは全く考えの及ばない私達。
明日は早朝からグレイシャーツアーに出かける。その日のランチは?
明後日の昼食べる予定のピザは??
「どうしよぅ・・・
」という悲壮感は満腹感の中であまり長く続かず、
「ま、明日になれば」
次回に続く。
朝食はちょっとリッチなバイキング。
スコーンやパン、ケーキ類も豊富。フードウォーマーが有り、ベーコン、ソーセージも温かい。
8時過ぎにはバスターミナルへ。

此の地は南米各地への拠点となっていて、北はブエノスアイレス、チリのサンティアゴに向けてのルートがあります。一体何時間かかるのやら。
私たちは地図で言うと2センチぐらいの距離を6時間かけてエル・カラファテに向かうのですがね。
何やらスペイン語でアナウンスがある度に、待合室の人数がドドっと減っていきます。
ここまで来ると、案内カウンターでも英語はまるっきり通じない、私が「エル・カラファテ行きは何番から出発するの」と一生懸命に聞いているのを、隣で立っていた男性が見かねて通訳してくれました。何のことはない、バスは適当に空いたスペースに止まるので、バス会社と行き先を確認してね、という事らしい。
どーでもいい事に神経を使いますね、やはり・・・


エル・カラファテの入口の看板、写真は愛嬌で
スミマセン
→
スミマセン

次第に丘陵地が増えてきて長かったバス旅行も、お休み処に到着で―す。

エル・カラファテはアンデスの麓にある小さな町。山肌にポツポツと可愛い家が点在していて、湖を望む何とも牧歌的な町ではあります。
此処は殆どがグレイシャー国立公園に行く観光客の宿泊地になっていて、通りには土産物屋が軒を並べ、私の乏しい経験からですが、カナダの“バンフ”を思い起こしましたね。
規模は大分小さくて、何より日本人がいない!という違いはありますが。彼の地は10メートル歩けば日本人に当たる、というほど密度が濃かった。
もっとも20年位前の話ではあります、はい。


さて、ネットで予約をしておいたホステルに向かいます。
”Amancay Hostal”はアットホームな、感じの良いB&B。

オーナーのシンシアは赤ら顔のいかにも人の良い田舎のオバサンという感じ。満面の笑みで迎えてくれて、「何でも聞いてちょうだい」
ネットでのクチコミ情報は正しかった・・・
夕方までの時間は歩いて5分の“ニメス湖”の散策。

フラミンゴ始め野鳥の宝庫で、渡り鳥がこの湖を経由して冬には北の方に移動するらしい。丁度今は秋、そろそろ旅立ちの準備なのかなー。
1周しても1時間程度の距離で、夕方のぶらっと散歩には丁度良いと思ったのですが、それも最初の数分間。さすがのパタゴニア、風の強さが半端じゃない!時間の経過と共に強くなる風、それに気温もぐんぐん下がってきて、風景を楽しむ余裕の無くなってきた私達、突風と戦いながら、ひとまず宿に避難する事に。



夕食の場所には事欠かないようですね、洒落た観光客相手のレストランが軒を連ねる通り。
ただ、フツーのレストランでは飽き足らない私達のリクエストに、シンシアは答えてくれました。
「安くて美味しい

シンシアが週に1度は行くというシチューの専門店は街の外れの方にあり、7時半オープンらしい。
それまでの数十分、近くのスーパーで時間を潰す事に。
日本でチェックしてきた“トラビチェ”という人気ワインを店員に聞くといくつか出してきてくれた。最高級品は見なかった事にして、お手頃ワインをゲット。
この土地の野菜などの農作物は全て、ブエノスアイレス近郊から運んで来ているということで、並んでいる野菜、「こんなのが売り物になるのぉ」という鮮度。ブロッコリーなどは黄色く変色し、新鮮さのかけらもない。食べられそうなのはイモ類ぐらいかなー。
その土地のスーパーマーケットには色んな生活情報がありますね。食生活しかり、地元の暮らしの一環が見えてくる。「主婦の検証」というところ。

←かぼちゃ半分まるごと焼き上げたビーフシチュー、半分食べ終わった後でスミマセン。
大満足で帰途についたのですが、その道すがら会計さん曰く、あんまり景気よく使ったのでアルゼンチン・ペソが足りないと言う。財布にはあと数ペソしか無いらしい。

実はウシュアイアで試みたけど、ATMでキャッシング出来なくてそのままだったのですー。
共通財布を会計さんに任せっきり、その中身までは全く考えの及ばない私達。
明日は早朝からグレイシャーツアーに出かける。その日のランチは?
明後日の昼食べる予定のピザは??
「どうしよぅ・・・

「ま、明日になれば」


Posted by よさこい at 11:40│Comments(0)