4月14日土曜日)
今朝はどうも寝覚めが悪いのです。
「頭痛!」
昨夜からの心配が的中、私(だけ)に「高山病」の症状がついに発症!
クスコに着く前の日から3日間薬を服用して、O.Kのはずだったのにー。
他の二人は
「ケロッ」っとしたもので、湖の朝日を見に行くのだとか、ベッドで布団をかぶる私を尻目に颯爽と出かけました。
朝市見物もしてご機嫌なお二人、やっと起きだした私を力づけるためにお土産に買ってきてくたフルーツ類。
再度服用した薬とフルーツのおかげで何となく頭痛も治まり、朝食を済ませたあとは次の行程に備え荷物をまとめます。
フロントの「ニコニコおじさん」に頼んであったツアー料金支払いの際、ちぃっとトラブル。
要求された値段は、昨夜聞いていた値段より一人あたり
10ソーレス高い!
なんだかんだ言い訳をする「ニコニコおじさん」と交渉の末、
5ソーレスの値幅で収まったものの、何だかいや~な気分!
オバサンだからって、甘く見ないでよねっ
チチカカ湖に浮かぶ
ウロス島を訪れる
3時間のツアー。
早朝の湖にはボートが沢山繋いであって、綺麗な大型ボートの横の小さなオンボロボートに案内され・・・
ボートには、
3組の無防備(内容を良くチェックしなかったらしい)なツアー客がすでに乗船していました。中国人の3人の女の子は香港から休暇を利用して来たのだとか。
出発前に民族楽器の演奏家が乗り込んできて、「コンドルは飛んでいく」等数曲を演奏、しっかりとチップを要求して去っていきましたぁ。
これって、半強制?だって耳は塞げないしねー
演奏は素晴らしいお兄さん→
一応ツアーガイドも付いていて、スパニッシュ系英語を早口で話す。
チチカカ湖はチリとボリビアを跨いだ大きな湖で、標高
3,850m、(富士山より高いところにある湖)。
湖に浮かぶ島にはケチュア族、ウル(Uros)族等と呼ばれる人々が以前は
2000人位から、現在約
700人位、主に観光客を相手に生計を立てているという。
湖に生えている
トトラという葦に似た植物を積み上げ(約
3mの厚さ)、それを湖に浮かせた浮島の上で生活しています。
何でまたよりによって
草の上でっ!
因みにトトラという植物、人間や家畜の食料にもなり、家や船、あらゆる物に利用されている、究極のお役立ち植物なのです。
食用としては白い部分、お味は・・・
ツアーでは一つの島に上陸して、とても友好的な(それが仕事なので)島民のパフォーマンスや、生活様式、島の構造についての講義があり、各家を訪問したり。そして、島民の手作り品を見て回ってお買い物。
気になったのは、彼らは一応に若者も含め太り気味なのです。
ま、無理もないか、この島の上では運動なんてできないし。
ただ、手先はとても器用で、手作りの小物や編み物などはなっかなか。
お土産を買うことで島の人達の生活の足しになればと、選んだのはトトラで作られたモビール。
やはり値段交渉はしなくちゃねー。
ギリギリのせんまでまけてもらって、おまけとして、ペンダントをゲット。
ガイドブックに「島民へのギフトにフルーツを」、とあったので、みかんを買って持っていったけど反応はイマイチ、やはりこの時代
「現金」に勝るものはないのかなー。
その後、トトラで編み上げた船に乗るという、それには一人
20ソーレス(約600円強)のエキストラチャージ。
これって、半強制?だって行き先にボートが待っている訳だし。これに乗らなきゃそこまで行けないしぃ・・・
と、いうように、観光地というのは、いたるところでお金を要求される羽目になる訳ねー。ま、税金の様なものか。
午後
2:30、島周りのバスでボリビアの首都
ラパスに向かいます。約
5~6時間。
途中、バスを降りてボートに乗り換え、湖を渡って再びバスに乗り小高い山を超えてラパス入り。夜になっていたけれど、さすが首都だけあって大都会、規模の大きさを感じました。
ただ、東京などと違うところは、この大都会、きらびやかなイルミネーションは一つとして無く、必要最低限の光源が通りを照らしているだけで、山の上から見渡す町全体が薄暗いのです。
日本はいかに無駄な電気を使っていることか・・・文明の名を借りた「奢り」を感じてしまいましたねー。
ラパスでは中心街に近い
サガルナガル通りの近くのホステル、お値段はペルーと変わらないのに、かなりのグレード。
そっかぁ、
物価が安いんだ!
一階は通りに面した人気カフェのようで、お客が絶えない。ケーキとかも充実しているようで、o(^o^)o
わーい
長旅の後のくつろげる場所(お湯の心配もなく)は
サイコー!
1泊延長することにして、明日は週末開かれるというバザールを見物、あとは気ままにお散歩というスケジュール。
1時半、その日はいつもより遅めの就寝でした。
次回に続く。
[海デビュー]
炎天下、夫が友人の
Kさんにパドボ(正式にはスタンドアップパドルサーフィンと言うらしい)の特訓をやるというので、私もついて行ってみました。夫は去年の12月に始めたばかりだというのに、すっかりハマって毎日海通い。
2艇目のボード買うときに、私にお下がりがまわってきたというわけ。
紫外線が怖くて、ちょっと引いていたけれど、考えてみるともう先は長くない訳だし、今やれることをやっておかなくてはねっ。
面白かったデス。